猿島の海

東京湾は南北80㎞、東西30㎞、狭いところは7㎞と閉鎖性の海域です。この海域に黒潮の流れは房総半島側から浦賀水道で下へもぐり、三浦半島側に出て内湾を時計回りにまわって外海へ出ていきます。  東京湾は3000万人の流域人口が海を使用していることになり、100m四方に300人以上がいることになります。これは世界でも例のない突出した状況の湾でもあり、このような湾の中で猿島は陸水の影響を受ける内湾と、黒潮の影響を受ける外湾の境界に位置し、多様性に富んだ生物を見ることができます。

 

猿島の岩礁は東京湾で一番奥にあり、また砂浜は非常に貝殻が多く粒子の大きな砂の浜になっているのが特徴です。また、猿島は夜間無人島になるため長年にわたり夜の状況がわかっていません。その面でクサフグの産卵が行われているか等、興味深いものがあります。

 

猿島周辺で獲れる「ホシガレイ」は5月の刺身が2万円/㎏、幻の魚です。また「猿島ワカメ」は独特の芽カブ形状、葉体のしわ・きれこみ等猿島周辺のみで現れる特徴を持ち、食味でも評価は高いものです。

猿島航路の運航状況等